2021.2.M1
 篠原スタジオ
「蓼科山地の初等幾何」
ka045掲載
 篠原一男の遺作である「蓼科山地の初等幾何」の敷地に住宅を設計した。篠原一男の作品の分析から住宅に内包された都市への眼差しと、晩年語られたルーズな架構体と幾何学の融合をテーマとした。現代都市における内面と表層の乖離を建築的コンセプトに昇華し、斜面に置かれた立方体が家型へと擬態化する際のギャップを、内接する正四面体の架構体を空間に表出することで表現した。
Back to Top