2019.11.B3
設計製図第三 意匠スタジオ
「都市のボイドをデザインする」
金箱賞・金賞 ka044掲載
人の気配を感じても相互に関わりのない関係性。都市に住む人々はそんな無関心の関係性に心地よさを感じているのではないだろうか?3次元的な広がりを持つこの土地において、さまざまな高さに広がりを持った都市空間は、この土地の多様な縦のレイヤーの中に組み込まれることで、木漏れ日とともにそこでの都市活動を覗かせる。この大空間は今までにない体験を与える。
また、人や自動車にとって接点となるこの土地は商業的にもポテンシャルの高い土地であると言えることから、パブリックスペースと商業エリアを立体的に複合させ、六本木一丁目駅の駅に直結させた施設にした。







System
1.高さ4mのメガストラクチャーでスラブを吊る。トラスのグリットとしては、正方形と正三角形を用いたアルキメデスの平面充填を採用。
2.メガストラクチャーはコアでなく2.5mのブレースの入った柱ユニットを折り曲げることで荷重を支える。
3.柱は建築のアプローチ周りに配置し、内部は木漏れ日のような光の充満する空間となる。
4.ブレースの入れ方は、首都高の鉛直性と、一通性を都市のリズムとして抽出し、この敷地に合った構造とする。
2.メガストラクチャーはコアでなく2.5mのブレースの入った柱ユニットを折り曲げることで荷重を支える。
3.柱は建築のアプローチ周りに配置し、内部は木漏れ日のような光の充満する空間となる。
4.ブレースの入れ方は、首都高の鉛直性と、一通性を都市のリズムとして抽出し、この敷地に合った構造とする。





